名言

ギルバート K チェスタトン

おとぎ話はドラゴンの存在を教えるものではない
そんなこと子供たちは知っている
ドラゴンを殺すことができるとおとぎ話は教えるのだ


狂人とは理性を失った人のことではない
狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である


人々はローマが偉大であるからローマを愛したのではない
ローマは人々がローマを愛したから偉大となったのだ


                          ギルバート K チェスタトン


ご存知「ブラウン神父」シリーズの作者 チェスタトンの言葉です。
彼は著作外にもいろいろな言葉を残していますが、その中でも好きな言葉を3つほど上げてみました。

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「遊撃とその誇り」

「きみは飛びたいと思うか?」
とある日、アメリカから亡命してきた演劇青年が私に聞いたことがある。
「もちろん」
と私は答えた。
「では、きみは鳥に変身したいと思うだろうね」
と彼は言った。 ノオーと私は答えた。
「私は鳥になんかなりたくない。私は私自身のままで飛びたいのです」
オゥ! とアメリカ人は肩をすくめた。「きみは飛行機の話をしていたのか。
私は哲学の話をしていたのに!」
---だが、私は飛行機の話をしていたのではなかった。「背広を着たまま飛びたい」と言うのは、私自身のの哲学だったのである。

                  寺山修司  「遊撃とその誇り」

私の好きな寺山修司氏の自身の哲学が見える一節です。

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「Anyones Daughter」

たてまえなんか 地獄に落ちてから通せばいい

               みやすのんき 「Anyones Daughter」

リフレッシュと言う作品集仁納められた作品ですが、
彼の作品の中でも一番お気に入りの一つです。

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「禁色」

崇高なものが現代では無力で、
    滑稽なものにだけ野蛮な力が有る。

           三島由紀夫 「禁色」

ちょっとびくっとするような言葉ですね。
私は三島由紀夫の小説はほんの数点しか読んだことはありませんが、このフレーズは今でも心に残っています。
彼は「現代では」と書いて有りますが、これはあらゆる時代のその時点の「現代」にあてはまるのでしょうね。

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「道徳的反省」

希望と恐れとは切り離せない。
  希望のない恐れもなければ、恐れのない希望もない。


希望はすこぶる嘘つきであるが、
  とにかく我々を楽しい小道を経て、人生の終わりまで連れていってくれる。

             ラ・ロシュフコォ伯爵 「道徳的反省」

今回は「道徳的反省」から希望に因んだ名言を2つ抜粋です。
その昔、パンドラが開け放った箱の最後に残っていた物。
人を絶望の淵から救ってくれる一筋の光。
いろいろな言われ方をしますが、果たしてこの希望と言う物が本当に人に残してくれる物はなんなのでしょうかね?
実際には行動を放棄した者には何の影響も施さないのではないでしょうか?
ただ その希望を過信すると痛い目に合うというのも厳しい現実だと思います。
希望は目指す方向の漠然とした道標くらいに考えた方が良いのでしょうね・・・

「人は誘蛾灯に群れる虫のように希望と言う暖かい光を求めて集まる」
罠を貼る時の悪魔の知恵でも有ります。
お気をつけて・・・

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「カール・マルクス」

ある状況においての幻想を捨てたいという願いは、
    幻想を必要とする状況を捨てたいという願いである。

                   カール・マルクス

まさにコンフュージョンな状態 人はそこに「こうであれば」、「こうじゃなければ」、強い肯定と強い否定をくり返しその理想形態を幻想として思い描く物です。
しかし それは存在しえる、実現しえる物では無くそれを降り払おうと抗いますが、これはこの言葉のとおりその幻想を描く根源となる困惑した状況を脱したいと言う願いです。
まぁ 振り払うまで達する人はすごいと思います。
たいていはその幻想にどっぷり浸ってしまう物ですからね・・・
しかし 妄想まで行かないうちに早く気付きましょう。

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「恋愛論」

イタリア人の勇気は怒りの発作であり、
  ドイツ人の勇気は一瞬の陶酔であり、
    スペイン人の勇気は自尊心の現れである。

               スタンダール 「恋愛論」

よく国民性や民族性を共通認識でか樽言葉というのが有りますね
この言葉も実に良くそのイメージを表していると思います。
これはとても真面目に捉えてありますがこの民族性の認識はジョークに応用される事が多くあります。
このブログにもジョークのカテゴリーを作ってそう言った表現も紹介していきましょう。

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「アントン・チェーホフ」

なぜハムレットは死後に見る夢のことを苦に悩んだりしたのだろう。
この世に生きていたって、もっと恐ろしい夢がやってくるのに。

                アントン・チェーホフ

なんとも意味の深いチェーホフらしい言葉ですね。
はたして死後の夢よりも恐ろしいこの世の夢とはいかなるものか・・・
いずれにしても恐ろしい夢を見るのは 何が「恐ろしい」事かを知っている人ですね。
本当の恐ろしさとは何でしょう?
考えすぎるのも問題ですが、考えないことはもっと問題のような気がします。

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「ヴォルテール」

わたしは、おまえの言うことには反対だ。
  だが、おまえがそれをそ言う権利を
      わたしは命にかけて守る。

                 ヴォルテール

ヴォルテールのとても有名な言葉ですが、実はこの言葉はどの書物や語録にも載っているものでは有りません。
彼は思想家で、自由主義者でもあったのできっと彼の信条であったのではないでしょうか。
この言葉は、非常に大事な事を訴えています。
テーゼとアンチテーゼが両立してこそ更なる進展が有るのですが、解っていてもなかなか自分と反目する物を「守る」とは言えない物ですし、それを実践することは難しい事です。
もちろん一人一人個々の自由を尊厳すると言う事も含めてです。
出来る限りそう有れと心掛けたいものですね

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「鳥鶏」

人は仰いで鳥を見る時
その背景の空を見落とさないであろうか

               三好達治「鳥鶏」

人は何か注目する事象を見いだした時に、その周りに有る物が見えなくなってしまう物です。
なにかに悩んでいる時はまさにそんな物で、悩みの対象以外は考えられなくなっていて、誰かからのちょっとした一言で解決したりする物ですね。

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