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エフェクター

ZO-3 ディストーション ZD-6 リリースしました。

プリント基板もうまく仕上がり、やっと ZO-3 ディストーション バージョン 6 「ZD-6」をリリースいたしました。
部品の実装チェックも終え、音質も以前と変わらずノイズに関しては以前よりも少しS/N比が向上したようです。
サイズはZD-5よりも更に一回り小さくなりましたが、プチカスタムにも十分に対応できる設計にしましたので「もっとピーキーにしたい」とか「太めでブルージーがいい」などのご要望にも対応しやすくなりましたのでご注文の際にご相談ください。

外観はこんな感じです。

Zd6


これからもよりいっそう皆様のご要望にお答えできるよう精進してまいりますので ZD-6 共々DON-KRAFT の作品たちをよろしくお願いいたします。

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ZO-3 ディストーション バージョンアップ

ご好評いただいているZO-3ディストーション ZD-5 も出荷数270本に到達いたしまして
回路はもちろん実際の生産安定性も増し、主要なプチカスタムの改造性も向上しましたので3月を機にそろそろプリント基板化をしようと思っています。
プリント基板化に伴ってバージョンも6に上がり、商品コードもZD-6となる予定です。
詳細が決まりましたらまたお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。

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あけましておめでとうございます

旧年中はブログの更新をすっかり怠けてしまいまして申し訳ありませんでしたm(__)m

ZO-3のディストーションもおかげさまで販売数250本を越しました。
その他の開発業務も例年に無くたくさんいただきまして、
とてつもなく多忙な一年をなんとかクリアし、
今年もHowe師匠の「Mood for day」を弾きながら年を越しました。

持ち越した仕事もまっている仕事もまだ多々ありますが
ともあれがんばってこなしてまいりますので
今年もよろしくお願いいたします。

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「MARS」 「MERCURIUS」のサウンド

大変お待たせ!

従来のこのブログ見てる人はこっちの方が直で音を聞けるので便利だよん


先ずはブースター「MERCURIUS」のサンプルどすえぇ

ブースターなので原音と比べてもらうためにまず原音です。

環境は 本体Gibson HRF PU:490R/490T
AMP VOX AC15
接続は「MERCURIUS」のみで空間系など未使用。

スイッチポジション IN:H  OUT:H


スイッチポジション IN:H  OUT:L


スイッチポジション IN:L  OUT:H


スイッチポジション IN:L  OUT:L



次はオリジナルひずみ系「MARS」のサンプルなも

環境は 本体Gibson HRF PU:490R/490T
AMP VOX AC15
接続は「MARS」のみで空間系など未使用。
少しずつゲインをアップしながら弾いてます。



例によって GUITAR ->SOLO EFFECTOR -> AMP ->REC と 混じりっけを排除した録音なので、空間系などと組み合わせた感じは各自ご想像くだされ。

続きを読む "「MARS」 「MERCURIUS」のサウンド "

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コンデンサのお話

では質問いただいたのでコンデンサのお話をしましょう。
できるだけ難しい数式は抜きにして説明しますが最初にひとつだけ式を書きます。

    1
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    2πRC

これは一般的にフィルター回路の周波数を計算する式です。
別に覚えてもらわなくても大丈夫です。要するにかっちりとした式があるという説明です。
この式のπは円周率なので約3.14と言う定数で、Rが抵抗値Cがコンデンサの容量になります。
大抵のフィルターは抵抗とコンデンサの配置により、この周波数を境にそれ以上をカットしたりそれ以下をカットしたりといった具合に作用します。

これはこの式のとおりに作用しますのでコンデンサや抵抗の絶対的な値が変わらない限りはこれに基づく結果(フィルタでカットされた音の質)などが変わることはありません。
・・とこう書いてしまうとどんな抵抗やコンデンサを使用しても値を変えなければ音質には影響が無いことになります。

ではどうしてコンデンサで音の質が変化するのか?
まずコンデンサの構造は簡単に言うと電極が2つありその間に電気を通さない絶縁体というものをサンドイッチした形です。
コンデンサの容量を決めるのは2つの電極の距離、つまり絶縁体の厚みと電極自体の面積、つまり広さです。
電極の広さが広いほど大きな容量になり、距離(厚み)が狭いほど大きな容量になります。

そこで一つ目に音の違いに影響してくるのは挟んでいる絶縁体の種類です。
例えばフィルムコンデンサと呼ばれているものの材質はポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、スチロール等の材料がよく使われています。
コンデンサ容量が同じであれば周波数に対する音の影響は同じですが、この材質の違いによって電気の貯まり方やどの部分にたまりやすいかなどの(フィルムの僅かな厚みの違いなど)クセのようなものがあり、コンデンサを介して出力される音の波形をオリジナルよりもやや尖らせたり鈍らせたり(ほんの微小な変化です)します。
これが周波数には関係しないところでのニュアンスの違いとして出てきます。

二つ目は耐圧の違いです。
耐圧とはどのくらいの電圧にまで耐えられるかというもので、表記では 1uF 60Vなどと 記載された60Vの部分のことです。
耐圧は つまり挟んでいる絶縁体が何ボルトまで壊れずに使用できるかという限界点で ではコンデンサとして何が変わるかというと絶縁体の厚みが変わります。
耐圧が高いものの方が厚くなり、低いものの方が薄くなります。
その影響で耐圧が違って同じコンデンサ容量にするためには耐圧が高い(絶縁体が厚い)ものほど電極を広くしなくてはなりません。
オレンジドロップなどでも同じ容量で耐圧が高いものの方が大きいというのを見たことがある人も多いのではないかと思います。
物理的に厚みが変わるため最初の材質の違いでも話したように同じ材質でもクセが違ってくることがあります。そのためやはりニュアンスは若干影響を受けるようになります。
また 電極の広さが変わるためにそれ以上に影響を受ける事柄が発生します。
通常 電極の面積をかせぐには電極を 1/2/1/2/...と言うように絶縁体と交互に何層にもサンドイッチにする方法(積層)と1/2/と言うように電極と絶縁体を重ねた長いリボンのようなものをグルグルと巻く方法(ロール)が一般的です。
特に影響が出るのはロールして作られているものですがこの電極を巻いているという事が厄介でそこに電気が流れるとコンデンサがコイルとしての作用を起こしてしまいます。
もちろんコイルは音に対して影響を与えてしまいます。
つまり 耐圧が変化することで電極の長さも変わってしまうためコイルとしての巻数や厳密に言うとコイルを巻く直径も変わってしまうためコイルとしての値(インダクタンス)にも変化を与えてしまうことになります。

まだまだ厳密には影響するものはありますが、2つの例を見ていただいた事で何故コンデンサの種類だけで音が変わってしまうのか少しでも理解いただければと思います。

よくヴィンテージと呼ばれているものは中低音が非常に素直に出て高音が伸びやかで艶があるけれどもハスキーではない印象があります。

現行の国産ものだと 入力のカップリングに使用した時の印象は
ルビコン
  メタポリプロピレン 0.01u250V やや中音抜けが弱く高音は張りがある。
  ポリエステル      0.01u50V  中低音にはクセがなく高音が気持ちざらつく感じ。
ニッセイ
  メタポリエステル  0.01u50V 中温の抜けが良く高音はややのびやか。
  ポリエステル    0.01u50V 中高音の抜けが良くピーキーな感じ。
パナソニック
  メタポリエステル  0.01u125V 中音がややモッタリ感有り高音はヌケが良い。

・・・とまぁ 最終的にはどういった音が好みかってとこに落ち着きます。
個人的には malloy 0.01u 630Vが結構お気に入りでよく使用します。
印象は 中低音に艶があり高音がややキレがある感じです。

時代はどんどん表面実装化に拍車が掛かかり リード部品(従来の足の生えたやつです)が次々と生産完了になり クセのあるパーツがだんだんと入手しにくくなってきました。
ローノイズのチップコンデンサで画一化された音を好みに合わせるためにDSPでいじるって時代は願い下げですよねぇ

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MARS オーバードライブ完成

MARS オーバードライブ完成したです!

Mars1

前段の増幅にOPAMPを 後段の増幅にFETを使用したオーバードライブとしては今までに例を見ない構成で設計。
もちろん クリッピングにはカットオフダイオードを使用せず、その名のとおりFETにオーバードライブさせて歪ませています。
そのためクリーンブーストな領域から自然にクランチ -> ドライブと表現を変えることができ、トップまでノブを回すとかなり攻撃的な顔をのぞかせます。
FETには ブラウニーなどで使用している2N5457 J201を使用しているため、ひずみ始めると茶色いテイストがチラチラと顔を見せるのはその辺が原因かと・・・(笑)
華やかで派手なディストーションとは違い、ジャギジャギな歪み方ではないですが、芯の通った軍神マルスをイメージする抜けが良く力強いオーバードライブサウンドです。

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もうすぐ新作発表できそう

黙々と 新作「Mars」の開発を進めてきましたが、
やっと 目標とする歪に到達することができました ヽ(´v`)ノ
残りは入力部分のカップリングコンデンサの種類と
筐体のデザインが決まれば完成です。

今回の「Mars」は一風変った構成のオーバードライブで、
初段増幅をオペアンプに任せ、ドライブ段をFET構成で
クリッピングダイオードを使用しない まさにオーバードライブで
歪ませるようにしています。

入力コンデンサはオレンジドロップを使用するかmalloyを使用するか・・・
どちらも気持ち良いのだがODはやや攻撃的でmalloyは少しまろやかになる印象。
とは言え「Mars」を冠するだけあってドライブを上げるとなかなかヤンチャなのです。

発表までしばしお待ちあれ・・・

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ZO-3ディストーション 100本達成!

みなさんのご愛顧のおかげで、ZO-3ディストーションボードは
今回いただきました発注を持って 販売本数100本を達成いたしました。

いまだに見知らぬアンプボードのバージョンのZO-3も出てきますが、
今まで20数種類のボードにはお客様の協力もありまして無事に装着でき、
元気にディストーションサウンドを振りまいているようです(^^)

これからも次々と未知のボードに対応しながらバージョンもちまちまと上げつつ
ZO-3ディストーションを育てて行きたいと思っておりますので
よろしくお願いします。

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ブースター装備のディストーション「VENUS」

発表からやや時間がたってしまったが、さらなる調整を加えて細やかな歪の設定ができるようになり、しっかりと再現性もできたので本当の意味で完成ですよ。(^^)

見てくれはこんな感じです。

Venus1

コントロールは左のノブが出力ゲイン、中央がディストーションレベル、そして右側がブーストゲイン。
搭載しているブースターはMOSFETを使用した非常に素直なもので、ゲインを一番絞り込んだところでほぼ入力の音そのままをディストーションに送り込めるようになっている。
ディストーションのゲインも一番最小にしたところで増幅率が2倍になる様にしてあり、ほとんど歪のないところから200倍強まで増幅率を上げることができる。
ブースターでしっかりとした骨組みを作り迫力のあるディストーションを掛けたり入力ゲインを微妙にいじってピッキングの強さに追従する小気味のよいクランチサウンドを作ったりと多彩な演出が可能になるように設計した。
ディストーション自体はやや高音を目立たせる調整をしているが低音が痩せすぎないようにしてあり、解像度もよく弦一つ一つの再現性もよい。

多少パーツ的なお話をすると、ブースター段、ディストーション段どちらも出力のコンデンサはPhillips製の物を使用し、ディストーション段の入力コンデンサにはオレンジドロップを採用した。
この組み合わせによりハイゲインのアンプで鳴らしたときにもクランチからヘビーディストーションまで非常に耳心地のよい歪が楽しめるようになった。
ディストーション用のオペアンプは当初 ポピュラーなNJM4558Dを使用して試作していたが、試行錯誤の結果NJM4580DDが一番気持ちのよい音になったためこれを採用した。
フィードバックフィルター用のコンデンサは24pFと容量が小さめのシルバーマイカコンデンサを使用し、艶のある高音が表現できた。
出来上がった音をそのまま素直に出力したいのであえて出力にはバッファを付けないようにした。

中身のイメージはこんな感じだ。

Venus2

初号機は電池用スナップをつけていないが、通常生産品には取り付けるのでご安心あれ。

音のほうはまた後ほどいろいろまとめてアップロード予定なので少々お待ちあれ

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Z'Vex SHOをいじってみる。

表題のごとく 故あってSuper Hard Onをいじってみる機会ができたので
いつものごとく モノ本と比べながらクロンなどやってみることに・・・

さて、トライしたのは「お花にミツバチ」の手製のタイプと「キングコング?」みたいなゴリラの絵の・・・中身はプリント基板化された量産タイプ?・・ってやつだ
回路は単純極まりないのだがやってみると なかなか同じ音にはならないんだなぁ(^^;)
特に回路が単純なものほど同じパーツを使っても同じ音にはならないのが常で・・・
まぁ やっとこさコンデンサのクセとMOS-FETのクセがわかってきたら各々ほぼ同じ音になるのに時間はかからなかった。
まぁ 量産の方はFETを入れ替えるだけでほぼ同じ音になったので楽勝でした。

・・・とそれにしても コンだけたくさんエフェクター作ってきてSHOをクロンするのはなんと初めてなのだ。

感想を言えばハンドメイドも量産型もなかなかMOSFETらしいプリアンプだと思う。
量産型のほうがちょっと中音が痩せて高音よりかなって感じだ。
ゲイン(CRACKLE OKAY)ポッドをいじるとガリガリと音が出るのは回路構造
  「どーしょーもない」
ってのは周知の事実で、「ポッドのガリはけしからん」とか「このガリがSHOの味だ」などと昔から賛否両論あるようだが、私としては 「そんなことはどうでもいい」から もう少し帯電安定性が欲しい・・・と言うのが率直なところだ。

とはいえMOSFETを使用してればそのあたりは敏感になっても仕方ないかな




さて、クロンがある程度しっかりと出来たところで自分好みにいじってみようと思い、
先ずは心臓移植。
MOSFETを オリジナルの「BS170」から「2N7000」に取り替えてみることにした。

これが驚くことに一発で功を奏した。

表現しにくいのだが、ポッドを上げていくとオリジナルでは あるところからいきなりクランチがかかり始めるところが私的には気に入らないところだったのだが、2N7000に交換するとそこのグラデーションが実に滑らかになり、ピッキングのメリハリやギター本体のポッドとも非常に追従性がよくなったように思える。
しかも 手持ちの2N7000 50本のうち35本以上がほぼ同じ音が再現でき、歩留まりの上でも文句なしなのがうれしい。

次にコンデンサだが、入り口の0.1uをルビコン製にすると多少だが中音の痩せが気にならなくなったような気がする。(クリーンだと気がする程度だが後ろにディストーションを繋ぐと結構目立つかも)
出口をニチコン製のオーディオグレードに変更して見たがこちらは大きな変化はなかった。

また、D-G間にフィードバックで100p(シルバーマイカ)を挿入して見たが・・・こいつはかえって音が硬くなってしまい即座に却下(^^;)

今のところこの2N7000 バージョンのSHO改が私的にはお気に入りだ。


クロンの見てくれはこんな感じ・・・(MOSFETはまだBS170の物)

Dsc04370

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