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2014年6月

ブースター装備のディストーション「VENUS」

発表からやや時間がたってしまったが、さらなる調整を加えて細やかな歪の設定ができるようになり、しっかりと再現性もできたので本当の意味で完成ですよ。(^^)

見てくれはこんな感じです。

Venus1

コントロールは左のノブが出力ゲイン、中央がディストーションレベル、そして右側がブーストゲイン。
搭載しているブースターはMOSFETを使用した非常に素直なもので、ゲインを一番絞り込んだところでほぼ入力の音そのままをディストーションに送り込めるようになっている。
ディストーションのゲインも一番最小にしたところで増幅率が2倍になる様にしてあり、ほとんど歪のないところから200倍強まで増幅率を上げることができる。
ブースターでしっかりとした骨組みを作り迫力のあるディストーションを掛けたり入力ゲインを微妙にいじってピッキングの強さに追従する小気味のよいクランチサウンドを作ったりと多彩な演出が可能になるように設計した。
ディストーション自体はやや高音を目立たせる調整をしているが低音が痩せすぎないようにしてあり、解像度もよく弦一つ一つの再現性もよい。

多少パーツ的なお話をすると、ブースター段、ディストーション段どちらも出力のコンデンサはPhillips製の物を使用し、ディストーション段の入力コンデンサにはオレンジドロップを採用した。
この組み合わせによりハイゲインのアンプで鳴らしたときにもクランチからヘビーディストーションまで非常に耳心地のよい歪が楽しめるようになった。
ディストーション用のオペアンプは当初 ポピュラーなNJM4558Dを使用して試作していたが、試行錯誤の結果NJM4580DDが一番気持ちのよい音になったためこれを採用した。
フィードバックフィルター用のコンデンサは24pFと容量が小さめのシルバーマイカコンデンサを使用し、艶のある高音が表現できた。
出来上がった音をそのまま素直に出力したいのであえて出力にはバッファを付けないようにした。

中身のイメージはこんな感じだ。

Venus2

初号機は電池用スナップをつけていないが、通常生産品には取り付けるのでご安心あれ。

音のほうはまた後ほどいろいろまとめてアップロード予定なので少々お待ちあれ

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