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リバーブカプセル制作記 (4) ―小人さん発動―

さぁ紆余曲折はあったもののなんとか奇麗なリバーブ感がえられるバネの長さやテンションもおおよそデータを取り終わり、最終兵器である-HATA-さんの試作スプリングも出来上がり、リバーブの見事な倍音感も仕上がったところで突然大きなトラブルが・・・
それはスプリングの長さとテンションでその位置が変わり今まで中途半端なフレット位置で気づかなかっただけなのですが、ある特定の音でスプリングが共鳴を起こし「ぶぅーー!ふぅぉぉおおおおおん!」とうなりを上げるのです。
ちょうどそれが発覚したときの音は6弦の5フレットより少し上(ちょっとチョーキングした辺り)が一番顕著に共鳴を起こす音になっていた。
なにせその音が入るとリバーブユニットがマッサージ機になるほどブンブン震えながら共鳴を起こすのだ。

ちなみにその音はこんな感じです。
http://fritha.art.coocan.jp/guitar/smpl/rev5.mp3
(最後に入っているのが共鳴音です)

さてどうした物か・・・

とりあえずフィルターでそぎ落としてみることにして・・とターゲット周波数は・・と、5フレットちょい上だとA音・・でギター音域は6弦開放のEが80Hzだったかな?
と言うことは5フレのA音は440Hzの半分の半分・・110Hzだからその付近を削り取ることができるバンドカットフィルターをつくって作ってみよう。


特殊なバンドカットフィルターで100Hz付近にターゲットを置いてドライブアンプの入力に掛けてみるとあら見事 共鳴は止まりました・・・がしかし、困ったことにここを削るためにはおいしい部分(400Hz~800Hz)も割と削り取ってしまうため今まで苦労して作ってきたアナログ独特の温かいリバーブ感が台無しに(T_T)
しかしこのワイルドすぎる共鳴の咆哮は絶対に取り去らなければ使い物にならない・・・
このジレンマは最後に来て最強の難敵だ(~-~)
さすがに脳内に飼っている小悪魔も沈黙のまま悩むこと数日・・・

遂に禁断の小人さんが現れた!

  [説明しよう。
   小人さんとは仕事で行き詰ったときに寝る前に枕元に紙とペンを置いておくと
   寝ている間にヒントを書いてくれる最強の助っ人である。
   ただし 無茶苦茶字が汚いので読解に苦労する(^^; ]

その日起きた時に枕元に置いた紙になにやら呪文のような物が書かれていた。

  「ほくとに110S」
  「さいし」

実物はこれ(^^;
  Moji


なんじゃこれ? ほくと?? キノコとかケンシロウじゃないことは確かだろうが余計に謎が増えてしまった。(-_-)
しかし全く関係ないことで小人さんが現れることは無いので何かの意味があるはずだ。
眺めながらぼ~っと考えることしばし・・・110? これは共鳴周波数?
じゃあ 「ほくと」ってなに? ん? なに? これ「く」じゃなくて「ん」か?
「ほんとに110S」 あ! 最後の「S」じゃなくて「?」ってことか!
それじゃあ「さいし」は?
まぁいいや とりあえず110Hzを疑えって事か
と言うことで実際に共鳴周波数が110Hzかどうかを確かめるためにリバーブの入力にトーンジェネレータを繋いで200Hzあたりから少しずつ周波数を下げていく。
・・・130・・120・・110・ぶぶっ・100・・あれ? 少し共鳴するけどそこまで強烈には暴れないぞ・・・90・・80・・70・・60・ぶっぶぅぉおぉぉ~!!!
うわっ ここだ!! ・・・えっと 57Hz!! 予想の半分下の周波数で共鳴していたのか
と言うわけでフィルターのターゲットとやり方を少し変更して100Hzあたりでー15dB、50Hzあたりでは-40dBまでカットできるハイパスフィルターを組み込んでみた。
このフィルターの効果は絶大で、今までの共鳴が嘘のようになくなり、温かいリバーブ感が復活した上に懸念していた6弦開放あたりでの残響も見事にこなせるようになりました。
これでやっと人様にお見せしても恥ずかしくないリバーブユニットとして仕上がりました。

まだまだベストの状態を求めて改良は繰り返していますが商品として出せるレベルまでは持ってくることができましたのでこのようにみなさんにお披露目した次第です。

またこの場を借りて開発に御助言、御助力いただいた皆様に御礼を申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m


p.s.
小人さんの呪文 「さいし」 は未だに謎(^^;

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リバーブカプセル制作記 (3) ―アイデアは突然に降ってくる―

さていよいよ最終形を考えなければなりません。
とは言えまだどうやってバネの振動を電気信号として拾うかが解決していないのです。
ピックアップ方式も従来のやり方も使わずに磁石の張り付きを避けて良い音で拾う方法となると・・・と考えていると途方に暮れてしまいます。
何のアイデアも出てこないままバネを引っ張ってはボヨヨーンと指ではじいてみたりバネ定数測定に使っている重りをぶら下げてビヨンビヨンとヨーヨーの様に遊んでみたり・・
そのビヨンビヨンをぼーっと眺めていると久々に小悪魔が頭の中でささやきます。

  「ビヨンビヨンって 何? 変な音~ ってか音してないしぃ」

ん? 変な音? あれ? 音じゃないけど重りがビヨンって・・・動くってことはこれが磁石だったらコイルで直接電気にできるか? ってことはわざわざ鉄のU字バーで磁力を拾う必要もないし銅線なら磁石とかバネとかくっついてしまうこともないぞ!
・・ってかバネに磁石固定してそいつをコイルの中で揺らした方が効率よくないか?
あ・・でもバネをどうやってビヨンビヨンな方向に揺らすんだ?
しばしその方法で悩むことになったけど これは思いつくまでにそんなに時間がかかりませんでした。
要するにスピーカーと同じ原理でスピーカーとは逆にコイルを固定して磁石を動かせばいいじゃないですか(^^♪
と言うことは揺らす側(入力)と受け取る側(出力)を同じ形で作れるじゃないですか!!

・・ってなわけで原理試作したのがこちらです。
R0     

両側にコイルを用意してその中にコイル中央辺りに磁石を固定したスプリングを通して固定します。
入力側は磁石を動かすためにある程度電力が必要なので太めの線で巻き、出力側は出来るだけ出力電圧を稼ぐために細めの線で回数を多く巻きます。(回数は企業秘密(笑))
そしてテストの結果は上々!! と言うか予想以上の結果が得られました。


R1

 

図のように従来はスプリングを上の垂直方向に揺らすことで伝達していた振動を下の水平方向に揺らすことで振動方向が変わり伝わるリバーブの音質がスプリングリバーブとプレートリバーブの両方の特徴を持ったイメージになりました。
原理的に考えれば従来のスプリングリバーブは垂直方向振動の伝達でプレートリバーブは水平方向の振動の伝達なのです。
今回の物は水平方向に振動させているのでプレート感があり、スプリングは重力方向にわずかにたるみを持っているので垂直方向にも振動が加わるためちゃんとスプリング感もあるリバーブとして信号を拾うことができています。

R2

さぁこの原理試作を実際のユニットとして完成形にしなければなりません。
まず考えたのはこのままアルミのステー材にボルト固定することを考えたのですが、やってみると割と大きなものになってしまいます。

さぁ困った(^^;

長さは小型化できたのですが問題は幅と高さだ。
今のままだと最低でも35mm X 35mmが精いっぱい・・・うーーーーむ
・・と悩みながらコーヒーを飲んでいるときに狂気のような小悪魔のささやきが(笑)

  「ねぇ知ってる? バイクってスリムにするならやっぱモノコックよねぇ」

はぁ? モノコックぅ??? なんじゃそりゃ?? 
モノコックってあれだろ? エンジンまでフレームの一部にして応力をなんたらする・・外皮構造とか・・
ん? そうか!! 別に形って四角い必要なんてないのか!
コイルボビンが丸いんだからボビンをパイプに一体化させて丸くすればいいじゃん!
今のボビンが20mmΦだから・・巻きに余裕があるしちょっとスリムにすれば20mmパイプかぶせられるぞ
と言うわけで最終形がとんでもない方向から降ってきました。
さっそく設計をモノコック構造のカプセルに変更して遂に完成です。

R3

しかもこの構造はパイプの長さで簡単で自由にスプリングの長さまで変えられるという特典付き(笑)
そしてこのCGデータから必要なパーツを3Dプリンター用に変換して出力して組み上げたのがこちらです。

Rv2

ここで初めて実際にリバーブとして使用するための回路も試作しテスト結果も上々であとは最後の仕上げのスプリングの微調整を残すだけ・・となるはずでしたが・・・
やはりそう簡単にはいかないのが世の常なのです。

次回はその最後の難関との格闘です。

 

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リバーブカプセル制作記 (2) ―ばねバネ発条SPRING―

これまで揺らし方とか受け取り方とかいろんな人にいろんなアイデアいただいて試してきたけれどどれもまともな音で残響感を得られることができず、そもそもいったいバネってどんなものなんだ?? と言うところに立ち返って根本から見直すことにしました。
バネと言うのは一定の力で一定の長さに伸びたり縮んだり・・・
フックの法則で言うとだ・・
力Fと変位x バネ定数kとすると
 F=kx
うむ こいつは物理でやったよな・・うん
んじゃバネ定数ってバネのサイズにどうかかわってんのかって言うと

G:ばね材質の弾性係数
d:バネの線の太さ
N:巻き数
D:バネの巻き径
    G・d^4
 k=------------------
    8・N・D^3

まぁ難しいことは置いといて手っ取り早く言うとバネの線が太いと固くなってバネの巻き径が大きいくて巻き数が多い、つまりバネが長いと柔らかくなるってことだね
固くなるほど高い音になるし柔らかくなるほど低い音になるのは弦のテンションと同じだから・・と
つまり今使ってるバネがキンキン響くってことはこれでも固いのか?!

実験で今使ってるのは線の太さが0.4mmで巻き径が4mm、確かに引っ張るのにかなり力が要るなぁ こりゃもう少し柔らかいやつで試し見た方がよさそうだ
・・といろいろ探してみたものの柔らかいものは極端に短いモノしか見当たらず困惑して友人に相談したところ「モノタロウにあるよ」との吉報が(^^♪
すぐに線径0.23mmと0.26mmを発見してオーダーし、さっそく試してみることに
従来のやり方でU字と磁石にくっつくのを恐れながらピックアップ式で試してみると今度はおいしい音が出る部分もあるけれどぶわんぶわんと変な残響が残ったり低い音で無茶苦茶な共鳴をしてバネが踊り始めたりと・・・これば柔らかすぎるのかぁ
そうなるとターゲットは0.3mm辺りか・・っとバネを探すも欲しい長さの物が見つからず途方に暮れながらその道のエキスパートである-HATA-畑精密工業に相談したところ快く「それじゃ試作してみましょう」と言うことに\(^o^)/

さて丹精込めて作ってもらえる試作品を無駄にすることはできないっ!!
・・てことで今ある素材で出来る限りのデータ(周波数特性や共振特性とかいろいろ)をとって最終的なデザインまでもっていかなくては!!
と意気込んで見たがピックアップ式はやはりバネがちょっとしたショックで磁石にくっついてしまうからやはり使えないしU字型だと従来の音すらこのサイズでは再現が難しく更にはサイズ的に振動幅でU字バーに磁石が付いてしまうと言う事態まで起きてしまったので(0.4mmの固いバネでは起きなかったのだけど0.26mmではたまに起こってしまう)この方法も没にせざるを得ない状態で・・また見えないハードルに当たってしまうことに(T_T)


さぁ次はいよいよこのデザインが決まることに

 

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リバーブカプセル制作記 (1) ―ハードルが見えない―

さてと 経緯はともあれスプリングリバーブを次の開発のターゲットにあてたわけですが、構造は何度も見たことがあるので ではどうやって小型化すればよいか・・・
用意しなければならないのはUの字に曲げた鉄の小さなバーとそれに磁気をあたえるコイル、それとほぼ同等の形の揺れる磁石から信号拾うためのU字バーと巻き数の多いコイル、そしてそれを支えるフレームと・・・などと考えているとまたまた頭の中で小悪魔がささやくのである。

 「ねぇ 普通の音のリバーブってアンプに付いてるので十分じゃない?」

ん・・? そうか既にアンプに付いているスプリングリバーブに勝負を挑んでもサイズ的に見て残響でも低音でも勝てる気がしないし何か独自の味が必要じゃないか?

考えてみればこれが深みにはまる第一歩だったんですね‥(^^;

まずここで考えたのが入力側のバネを振動させる側ではなくそれを受け取る受け取り方を変えれば違う味が出せるのではないかと言うことで入力は従来の方法で出力側の方法をいろいろと試してみました。
長くなっても何ですので試してみたものをいくつか・・・

ピエゾで受け取ってみる
  まず取り付けるのに苦労する。
  苦労した割にはジャリジャリとレゾナンスというよりもノイズ感が大きい

ギターのピックアップ式でばねの振動を拾う
  音質を良好にするためにコイルの巻き数が7000回ほど必要。
  ちょっとしたはずみでピックアップの磁石にバネがくっついてしまう。

マイク(コンデンサ/ダイナミック)をバネにくっつけてみる
  ほぼ残響音にならない。

初心に戻ってU字バーにコイルで取ってみる
  スプリングリバーブの音だがやはり残響が物足りないし高音がキンキンな音

などなど箸にも棒にも掛からないものも含めてみんな没に・・・

これがまず最初に立ちはだかったハードルなのでありました。
しかもこれ、先ずどうやればきれいな音で拾えるか?? しかもこのサイズで・・と目の前にあるハードルの高さすらわからない状態(^^;
そこで先ずは基本に立ち返りハードルの見えているスタンドの部分とも言えるバネ自体がどんなものであるかと言うところに目を向けることにしたのです。

次回はバネとの格闘です。

 

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リバーブカプセル制作記 (0) ―きっかけは〇〇―

いや・・別に劇的に大きなきっかけじゃ無いんです。
新シリーズの HXシリーズの次のラインナップとして何を作ろうか・・と考えていたのですが、まずHXシリーズのコンセプトに「他にはないモノ」と言うものがありまして、そこでこれまでにないモノって何だろう?
と考えながらうちのミニアンプで商品のオーバードライブのチェックをしていた時に、ふと「このアンプにリバーブ付けられたらなぁ」と思い立ちました。
まぁこの時デジタルリバーブユニットを思い浮かべればよいものを頭の中はスプリングリバーブ一色(笑)
スプリングリバーブユニットを検索してみるとこれがまたでかいユニットばかり・・・昔あった小さいサイズ(とは言っても40mm X 150mmくらい)のは今はどこを探してもありません。
それじゃエフェクターペダルがあるかな?・・と調べてみると当たり前だけれどスプリングリバーブ内蔵したようなものがあるわけがなく「そりゃユニットがこのサイズだからねぇ・・」とあきらめようとしたときに頭の中で小悪魔がささやきました。

  「ねぇねぇ これって作れそうじゃない?!」

たしかに電磁石の要領でスプリングを揺らしてその揺れを電気信号に変える
ユニットの構造はとても簡単です。
問題は「サイズをいかにして縮めるかだけだ」・・とこの時は簡単に考えてしまってたんですねぇ(^^;
それで「目指すはユニットサイズ120mm X 30mm」
これができればペダルにスプリングリバーブ組込んだ新作になるぞ・・という勢いで始めたリバーブユニットの制作でした。

さてさて 奮戦記の始まりです~ (笑)

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新シリーズ エフェクター 開発中

DON-KRAFTではカートリッジシリーズの終了を機に
また新しいシリーズをラインナップに加えることにいたしました。
現在開発中のものは
1 「LUNATIC HAIR」 FUZZ DRIVE
 NEW TYPEの歪ませ方でかなりクレイジーなサウンドを提供します。
 位相をずらした2つの増幅波形をぶつけることで生まれるファットな歪と
 ノイジーな歪をお楽しみください。
2 「Fairy Trick」 Fantasic Delay
 不思議な空間を演出できるディレイエフェクターです。
 その名の通り妖精のような鈴鳴のレゾナンスやハミングのような残響と
 ディレイ音の不思議な揺らぎをかける事が出来ます。
乞うご期待!

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カートリッジエフェクター 生産完了いたしました。

DON-KRAFT立ち上げ時にはじめたカートリッジ型エフェクターですが
本体のオーダーも減りカートリッジ自体も通常ケースでの生産オーダーが
増え続けておりますので、そろそろその役目を終わり生産完了とさせていただきました。
長らくご愛顧いただきありがとう御座いました。
また この春から新シリーズの開発を進めておりますのでお楽しみに

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オーダーいただいたメールに返信が出来ないケースが増えています。

お問い合わせ、オーダー等のメールをいただいて返信しても宛先不明でメールが戻ってくることが良くあります。
いただいたお問い合わせメールには必ず返信いたしておりますので返信が無い場合は別のメールアドレスで再送していただくか、nifty.comアドレスからのメールをアドレス拒否されていないかをご確認ください。

よろしくお願いします。m(__)m

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ZO-3 ディストーション付き AMP 完成!!

やっとこさZO-3用のアンプが完成しました。

プロトタイプの風体はこんな感じです
Zda1proto

最終プロトタイプのユニバーサルボード組み上げですが、リリース時はプリント基板でこれよりも一回り小さくなります。
組み込みはなるべく簡単に出来るように接続端子の半田付けは「スイッチを介した電源」「ピックアップのケーブル」「LED」「スピーカ」のみでポットはコネクタで接続できるようにしました。
ディストーション回路は従来のZD-6と同等でゲインが9時くらいまでは歪みの無いクリーンブーストサウンドなのであえてディストーション切り替えスイッチは省きました。
パワーアンプはNJM2703DをBTLドライブし最大で実測値4W程度まで搾り出しています。

これで多少パワーが物足りなかったZO-3が咆哮を上げます(笑)

プリント基板の量産はなんとか今年(2017年)いっぱいに受け取れるように手配できたので新年(2018年)草々にはリリースできる予定です。

量産1号が出来たらすぐにお知らせします!

乞う ご期待!

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ZO-3 ディストーション ZD-6 リリースしました。

プリント基板もうまく仕上がり、やっと ZO-3 ディストーション バージョン 6 「ZD-6」をリリースいたしました。
部品の実装チェックも終え、音質も以前と変わらずノイズに関しては以前よりも少しS/N比が向上したようです。
サイズはZD-5よりも更に一回り小さくなりましたが、プチカスタムにも十分に対応できる設計にしましたので「もっとピーキーにしたい」とか「太めでブルージーがいい」などのご要望にも対応しやすくなりましたのでご注文の際にご相談ください。

外観はこんな感じです。

Zd6


これからもよりいっそう皆様のご要望にお答えできるよう精進してまいりますので ZD-6 共々DON-KRAFT の作品たちをよろしくお願いいたします。

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ZO-3 ディストーション バージョンアップ

ご好評いただいているZO-3ディストーション ZD-5 も出荷数270本に到達いたしまして
回路はもちろん実際の生産安定性も増し、主要なプチカスタムの改造性も向上しましたので3月を機にそろそろプリント基板化をしようと思っています。
プリント基板化に伴ってバージョンも6に上がり、商品コードもZD-6となる予定です。
詳細が決まりましたらまたお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。

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あけましておめでとうございます

旧年中はブログの更新をすっかり怠けてしまいまして申し訳ありませんでしたm(__)m

ZO-3のディストーションもおかげさまで販売数250本を越しました。
その他の開発業務も例年に無くたくさんいただきまして、
とてつもなく多忙な一年をなんとかクリアし、
今年もHowe師匠の「Mood for day」を弾きながら年を越しました。

持ち越した仕事もまっている仕事もまだ多々ありますが
ともあれがんばってこなしてまいりますので
今年もよろしくお願いいたします。

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ZO-3 ディストーション

ZO-3 ディストーションボードの販売を開始してから出荷数 累計で200本に達しました。
多数のご愛顧まことにありがとうございます。

さて 累計200を機に少しだけモデルチェンジをいたしたいと思います。
今までのご意見で多かったのは・・・

1位 もう一回りサイズを小さくしてほしい

2位 トーンつけらてほしい

3位 もう少し低音重視のセッティングが良い

ベスト3はこうでした。

3位はセッティング変更に応じていますのでご注文のときに申し付けください。
2位のトーンは 最新のZO-3アンプなどには既にトーンが内蔵されているものもありますのでこちらではつけないことを前提にしていますのでご了承ください。

という訳で今回は1位のサイズの問題を解決すべく小型化を図りました。

いままでのサイズは約59mm×33mmでしたが、サイズを約38mm×30mmと縮小してバージョン5といたします。

新基板写真はこちら

Zd5

商品ナンバーも 「ZD-4」から「ZD-5」に変更になります。

今後ともZO-3 ディストーションをよろしくお願いいたします。

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Happy New Year!!

謹賀新年。


今年も例年のごとく「Mood for day」を演奏しながら年越ししました。
去年はプロフェッショナルシリーズを2つ揃えることができましたが、
今年もまたそれ以上にご期待に添えるよう いろいろと作っていこうと思ってますので
ご協力よろしくお願いしますのです。

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dummy

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「MARS」 「MERCURIUS」のサウンド

大変お待たせ!

従来のこのブログ見てる人はこっちの方が直で音を聞けるので便利だよん


先ずはブースター「MERCURIUS」のサンプルどすえぇ

ブースターなので原音と比べてもらうためにまず原音です。
http://fritha.art.coocan.jp/riff/PlaneC.mp3
環境は 本体Gibson HRF PU:490R/490T
AMP VOX AC15
接続は「MERCURIUS」のみで空間系など未使用。

スイッチポジション IN:H  OUT:H
http://fritha.art.coocan.jp/riff/merc_HHc.mp3

スイッチポジション IN:H  OUT:L
http://fritha.art.coocan.jp/riff/merc_HLc.mp3

スイッチポジション IN:L  OUT:H
http://fritha.art.coocan.jp/riff/merc_LHc.mp3

スイッチポジション IN:L  OUT:L
http://fritha.art.coocan.jp/riff/merc_LLc.mp3


次はオリジナルひずみ系「MARS」のサンプルなも

環境は 本体Gibson HRF PU:490R/490T
AMP VOX AC15
接続は「MARS」のみで空間系など未使用。
少しずつゲインをアップしながら弾いてます。

http://fritha.art.coocan.jp/riff/mars.mp3

例によって GUITAR ->SOLO EFFECTOR -> AMP ->REC と 混じりっけを排除した録音なので、空間系などと組み合わせた感じは各自ご想像くだされ。

» 続きを読む

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コンデンサのお話

では質問いただいたのでコンデンサのお話をしましょう。
できるだけ難しい数式は抜きにして説明しますが最初にひとつだけ式を書きます。

    1
---------------
    2πRC

これは一般的にフィルター回路の周波数を計算する式です。
別に覚えてもらわなくても大丈夫です。要するにかっちりとした式があるという説明です。
この式のπは円周率なので約3.14と言う定数で、Rが抵抗値Cがコンデンサの容量になります。
大抵のフィルターは抵抗とコンデンサの配置により、この周波数を境にそれ以上をカットしたりそれ以下をカットしたりといった具合に作用します。

これはこの式のとおりに作用しますのでコンデンサや抵抗の絶対的な値が変わらない限りはこれに基づく結果(フィルタでカットされた音の質)などが変わることはありません。
・・とこう書いてしまうとどんな抵抗やコンデンサを使用しても値を変えなければ音質には影響が無いことになります。

ではどうしてコンデンサで音の質が変化するのか?
まずコンデンサの構造は簡単に言うと電極が2つありその間に電気を通さない絶縁体というものをサンドイッチした形です。
コンデンサの容量を決めるのは2つの電極の距離、つまり絶縁体の厚みと電極自体の面積、つまり広さです。
電極の広さが広いほど大きな容量になり、距離(厚み)が狭いほど大きな容量になります。

そこで一つ目に音の違いに影響してくるのは挟んでいる絶縁体の種類です。
例えばフィルムコンデンサと呼ばれているものの材質はポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、スチロール等の材料がよく使われています。
コンデンサ容量が同じであれば周波数に対する音の影響は同じですが、この材質の違いによって電気の貯まり方やどの部分にたまりやすいかなどの(フィルムの僅かな厚みの違いなど)クセのようなものがあり、コンデンサを介して出力される音の波形をオリジナルよりもやや尖らせたり鈍らせたり(ほんの微小な変化です)します。
これが周波数には関係しないところでのニュアンスの違いとして出てきます。

二つ目は耐圧の違いです。
耐圧とはどのくらいの電圧にまで耐えられるかというもので、表記では 1uF 60Vなどと 記載された60Vの部分のことです。
耐圧は つまり挟んでいる絶縁体が何ボルトまで壊れずに使用できるかという限界点で ではコンデンサとして何が変わるかというと絶縁体の厚みが変わります。
耐圧が高いものの方が厚くなり、低いものの方が薄くなります。
その影響で耐圧が違って同じコンデンサ容量にするためには耐圧が高い(絶縁体が厚い)ものほど電極を広くしなくてはなりません。
オレンジドロップなどでも同じ容量で耐圧が高いものの方が大きいというのを見たことがある人も多いのではないかと思います。
物理的に厚みが変わるため最初の材質の違いでも話したように同じ材質でもクセが違ってくることがあります。そのためやはりニュアンスは若干影響を受けるようになります。
また 電極の広さが変わるためにそれ以上に影響を受ける事柄が発生します。
通常 電極の面積をかせぐには電極を 1/2/1/2/...と言うように絶縁体と交互に何層にもサンドイッチにする方法(積層)と1/2/と言うように電極と絶縁体を重ねた長いリボンのようなものをグルグルと巻く方法(ロール)が一般的です。
特に影響が出るのはロールして作られているものですがこの電極を巻いているという事が厄介でそこに電気が流れるとコンデンサがコイルとしての作用を起こしてしまいます。
もちろんコイルは音に対して影響を与えてしまいます。
つまり 耐圧が変化することで電極の長さも変わってしまうためコイルとしての巻数や厳密に言うとコイルを巻く直径も変わってしまうためコイルとしての値(インダクタンス)にも変化を与えてしまうことになります。

まだまだ厳密には影響するものはありますが、2つの例を見ていただいた事で何故コンデンサの種類だけで音が変わってしまうのか少しでも理解いただければと思います。

よくヴィンテージと呼ばれているものは中低音が非常に素直に出て高音が伸びやかで艶があるけれどもハスキーではない印象があります。

現行の国産ものだと 入力のカップリングに使用した時の印象は
ルビコン
  メタポリプロピレン 0.01u250V やや中音抜けが弱く高音は張りがある。
  ポリエステル      0.01u50V  中低音にはクセがなく高音が気持ちざらつく感じ。
ニッセイ
  メタポリエステル  0.01u50V 中温の抜けが良く高音はややのびやか。
  ポリエステル    0.01u50V 中高音の抜けが良くピーキーな感じ。
パナソニック
  メタポリエステル  0.01u125V 中音がややモッタリ感有り高音はヌケが良い。

・・・とまぁ 最終的にはどういった音が好みかってとこに落ち着きます。
個人的には malloy 0.01u 630Vが結構お気に入りでよく使用します。
印象は 中低音に艶があり高音がややキレがある感じです。

時代はどんどん表面実装化に拍車が掛かかり リード部品(従来の足の生えたやつです)が次々と生産完了になり クセのあるパーツがだんだんと入手しにくくなってきました。
ローノイズのチップコンデンサで画一化された音を好みに合わせるためにDSPでいじるって時代は願い下げですよねぇ

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MARS オーバードライブ完成

MARS オーバードライブ完成したです!

Mars1

前段の増幅にOPAMPを 後段の増幅にFETを使用したオーバードライブとしては今までに例を見ない構成で設計。
もちろん クリッピングにはカットオフダイオードを使用せず、その名のとおりFETにオーバードライブさせて歪ませています。
そのためクリーンブーストな領域から自然にクランチ -> ドライブと表現を変えることができ、トップまでノブを回すとかなり攻撃的な顔をのぞかせます。
FETには ブラウニーなどで使用している2N5457 J201を使用しているため、ひずみ始めると茶色いテイストがチラチラと顔を見せるのはその辺が原因かと・・・(笑)
華やかで派手なディストーションとは違い、ジャギジャギな歪み方ではないですが、芯の通った軍神マルスをイメージする抜けが良く力強いオーバードライブサウンドです。

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もうすぐ新作発表できそう

黙々と 新作「Mars」の開発を進めてきましたが、
やっと 目標とする歪に到達することができました ヽ(´v`)ノ
残りは入力部分のカップリングコンデンサの種類と
筐体のデザインが決まれば完成です。

今回の「Mars」は一風変った構成のオーバードライブで、
初段増幅をオペアンプに任せ、ドライブ段をFET構成で
クリッピングダイオードを使用しない まさにオーバードライブで
歪ませるようにしています。

入力コンデンサはオレンジドロップを使用するかmalloyを使用するか・・・
どちらも気持ち良いのだがODはやや攻撃的でmalloyは少しまろやかになる印象。
とは言え「Mars」を冠するだけあってドライブを上げるとなかなかヤンチャなのです。

発表までしばしお待ちあれ・・・

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。

去年は更新もデジタル業が多忙でまばらでしたが
年末から年越しでなんとか新作の調整も整いそうです。
乞うご期待なのであります。

そんなこんなでドタバタしながらですが
例年通りMood for dayの年越しでした。

では 本年もよろしくお願いいたします

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